設備紹介
  • 歯科用CT

    歯科用CT(Computed Tomography)は、歯科医療において詳細な三次元画像を提供するための技術です。この技術は、従来の二次元のX線画像では得られない詳細な情報を提供し、診断と治療計画をより正確に行うことができます。

    ### 主な特徴と利点

    1. 高解像度画像:
    - 歯科用CTは、非常に高い解像度で三次元画像を提供します。これにより、骨の構造、歯の位置、神経の経路などを詳細に観察することができます。

    2. 三次元視覚化:
    - 三次元画像は、歯科医が患者の口腔内の状況をさまざまな角度から確認できるため、インプラントの計画や根管治療の評価に非常に役立ちます。

    3. 迅速な撮影:
    - 撮影時間が短く、患者の負担を軽減します。通常、数秒から数十秒で撮影が完了します。

    4. 低被ばく量:
    - 歯科用CTは一般的な医療用CTと比べて被ばく量が少ないため、安全性が高いとされています。

    ### 使用例

    1. インプラント治療:
    - インプラントを行う際には、骨の質や量を正確に把握することが必要です。歯科用CTはこれを可能にし、最適な位置にインプラントを埋入するための計画を立てる際に非常に有用です。

    2. 根管治療:
    - 根管の形状や位置、状態を詳細に把握することができるため、より正確な治療が可能になります。

    3. 顎関節症の診断:
    - 顎関節の詳細な構造を確認できるため、顎関節症の診断と治療計画に役立ちます。

    4. 歯科矯正:
    - 歯の位置や顎の骨の状態などを詳細に把握することで、矯正治療の計画をより正確に立てることができます。特に、複雑な症例や外科的矯正が必要な場合に有効です。
  • セファログラム

    セファログラム(Cefalogram)は、頭部の側面から撮影したX線画像で、特に歯科矯正や顎顔面の診断に使用されます。この画像は、頭部、顎、歯の骨格構造を詳細に観察するための重要なツールです。

    ### 主な特徴と利点

    1. 頭部と顎の骨格構造の評価:
    - セファログラムは、頭部、顎、歯の骨格構造を詳細に評価することができます。これにより、歯科矯正治療や顎顔面の異常の診断に役立ちます。

    2. 矯正治療の計画と評価:
    - 歯列矯正の計画を立てる際に、歯の位置や顎の骨の成長パターンを正確に把握するために使用します。また、治療の進行状況をモニタリングし、効果を評価するためにも活用されます。

    3. 成長予測:
    - 成長期の子供において、顎や顔の成長パターンを予測するために使用されます。これにより、将来の治療計画を立てる際に役立ちます。
  • 3D口腔内スキャナー(iTero)

    アイテロ(iTero)は、デジタル口腔スキャナーの一種で、歯科医療において非常に重要なツールとして使用されています。このスキャナーは、患者の歯や口腔内の詳細な三次元画像を取得し、従来の型取り(インプレッション)に代わるデジタルな方法を提供します。

    ### 主な特徴と利点

    1. 高精度な三次元スキャン:
    - アイテロは高精度な三次元画像を生成します。これにより、歯の形状や位置、咬み合わせなどを正確に把握することができます。

    2. 迅速かつ快適なプロセス:
    - 従来の型取り方法と比べて、アイテロは迅速で患者にとって快適です。シリコンやアルジネートの印象材を使用する必要がないため、患者の不快感を軽減します。

    3. デジタルデータの活用:
    - 取得したデジタルデータは、クラウドを通じて迅速に共有できます。これにより、歯科技工所との連携がスムーズになり、治療の効率が向上します。

    4. インビザライン®との連携:
    - アイテロは、透明な矯正装置であるインビザライン®の設計に広く用いられています。スキャンしたデータをもとに、正確な矯正装置を作成することができます。
  • フェイシャルスキャナー(Facial Scanner)

    フェイシャルスキャナー(Facial Scanner)は、顔面の三次元画像を取得するための装置で、特に歯科や美容、整形外科などの分野で使用されます。これにより、顔の形状や表情、皮膚の状態などを詳細に把握することができます。

    ### 主な特徴と利点

    1. 高精度な三次元画像:
    - フェイシャルスキャナーは、高精度な三次元画像を生成します。これにより、顔の形状や骨格、皮膚の状態などを詳細に観察できます。

    2. 非侵襲的で迅速なプロセス:
    - スキャンは非侵襲的であり、短時間で完了します。患者に対する負担が少なく、快適な体験を提供します。

    3. 多用途な応用:
    - 歯科矯正、顎顔面外科、美容整形など、さまざまな分野で利用可能です。具体的な治療計画やシミュレーション、患者とのコミュニケーションに役立ちます。

    4. デジタルデータの活用:
    - 取得したデジタルデータは、クラウドを通じて迅速に共有できます。これにより、異なる専門家間での連携がスムーズになり、治療の効率が向上します。
  • 自動精算機

    積極的に院内の自動化をしています。
    治療が終わったのにいつまでも清算を待たされたりする事を極力減らすため自動精算機と自動受付を導入しています。
  • 自動受付